こんにちは、田舎で2児の子育て奮闘中 Kです。
梅の季節になりました。
たまたま立ち寄った道の駅で小梅を見つけたので、カリカリ梅作りに挑戦しました。
子どもたちにも、安心して食べてもらえるように消毒はお酒(焼酎やホワイトリカー)ではなくお酢で作ります!!
カリカリ梅をカリカリにするためにとっても大事なことは・・・
未熟な梅を使うこと
収穫後・購入後すぐに仕込むこと
この2点重要ポイントです。
カリカリ梅がカリカリになる仕組み
梅がカリカリになるのは未熟な梅を使うことと、もうひとつ大切なものはカルシウムです。
梅はペクチンの性質により時間がたつと柔らかく熟していきます。そこでカルシウムを加えることによってペクチンがペクチン酸カルシウムになり、実は柔らかくならずカリカリ梅の触感になります。
カルシウムと聞くと難しそうですが、卵の殻や貝殻、にがりなどが使えます。
今回は1番身近な卵の殻を使って作りました。
材料
・青梅 1㎏
・塩 梅の重量の10%
・卵の殻 梅1㎏につき卵2個分
・酢(35度以上のホワイトリカーまたは焼酎で代用できます) 適量
お酢はリンゴ酢がおすすめです。とってもフルーティーな仕上がりになっておいしいですよ!
※酢は穀物酢やリンゴ酢など味付けされていないものを使ってください。
下ごしらえ
卵の殻を2~3分茹でます。
茹で終わったら冷まして薄皮を向きます。
(※薄皮を剥いてから茹でてもいいのですが1度茹でたほうが薄皮が剝きやすかったです)
風通しのいいところに並べてよく乾かします。
作り方
梅を洗ってあく抜き
梅を優しく洗います。
2~3回水を替え汚れやゴミを落とします。
きれいになったらたっぷりの水に1~2時間ほどつけてあく抜きをします。
ヘタをとる
水から上げて乾かします。
乾かした後、ひとつひとつヘタを取ります。
大変ですが黙々と・・・家族を巻き込んで・・・テレビでも見ながら・・・
消毒
梅と容器を消毒します。
容器は耐熱のものであれば、熱湯をかけて消毒、またはお酢を回しかけて消毒します。
今回はビニール袋で作ったので消毒しませんでした。
梅は全体が濡れるようにお酢をかけて消毒します。
塩漬けする
容器に梅・塩・梅・塩・・・と交互に入れます。
めんどくさい方は、大きめの容器であれば梅にまんべんなくかけてなじませます。
ここで乾いた卵の殻を真ん中あたりに投入。卵の殻をお茶パックに入れると後々取り出すときにラクチンです。
仕込みはここまでです。
保存は冷蔵庫がおすすめです。
数日経つと、梅酢(梅から出る水分)が上がってきます。
梅酢の量が少ない場合は重石をします。必ずしも漬物石でないといけないわけではないので家にある重いもので代用可能です。ペットボトル、塩、砂糖、図鑑、その他いろいろ・・・代用品を使うときはくれぐれも梅酢で濡れないようにビニール等で覆いましょう。
梅酢が出てきたら全体に回るように、1日1回容器を回します。
出来上がり
仕込みから1週間程経てば完成です。
ちゃんとカリカリ!!いい食感でした。
どうしても日にちが経つと柔らかくなってしまうので、早めに食べきりましょう。
今年の夏はカリカリ梅を食べて熱中症対策をして乗り切ります。
ぜひ作ってみてくださいね。
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